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女性ホルモン製剤を服用されている患者さまへ

新型コロナウイルスの感染により、全身の凝固能が亢進し、血栓症が生じやすくなることが知られています。婦人科でよく処方されるエストロゲン製剤(低用量ピルや更年期のホルモン補充療法等)の副作用として血栓症が有名です。

新型コロナウイルス感染によりエストロゲン製剤を服用している患者さんの血栓リスクがどの程度上昇するのかは不明ですが、現時点では、感染が判明した時点で中止し、再開時期は感染が治癒し生活の制限がなくなった以降をおすすめします。