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HPVワクチン接種につきまして

HPVワクチンキャッチアップ接種対象者及び令和6年度高校1年生相当の女子(平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれ)は、定期接種として無料で接種できる期間が令和7年3月31日までです。

3回の接種を完了するためには、標準的には6か月の間隔が必要なため、3回とも公費での接種を希望される方は遅くても令和6年9月中には接種を開始してください。なお接種間隔2ヶ月、4ヶ月というのは実際の日数をさしているわけではなく(月によって日数が異なる)、8月20日に初回開始すれば10月20日が2回目接種可能となります。なお例えば国分寺市HP(https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kurashi/kodomo/kenkou/1012504/1029999.html)では「標準的な接種間隔がとれない場合は、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あける」との記載がありますが、このショートスケジュールですと令和6年11月中に接種を開始すれば良いことになります。国分寺市ではこの「標準的な接種間隔がとれない場合」の理由は問われませんので、「うっかり忘れていた」といった場合でも接種可能です。当院では3回とも公費での接種を希望される場合は2024年9月末までの接種を強くおすすめしますが、国分寺・小平・小金井・昭島・清瀬・国立・狛江・立川・東村山・東大和・武蔵村山に住民票がある方につきましては、標準的な接種間隔がとれない場合は令和6年11月中に1回目を接種いただければ結構です。ただし国分寺・小平・小金井・昭島・清瀬・国立・狛江・立川・東村山・東大和・武蔵村山以外の自治体に住民票のある方につきましては、現時点ではショートスケジュールを認めてくれるか不明ですので、当面は標準接種のみ適応させて頂きます。

この事業は11市共同で実施されていますが、11市のHPの記載方法も微妙に異なり、判断する市の職員の考えも統一できているか不明のため、市町村によっては不平等がでることを危惧しています。念のためにこのショートスケジュールについては、お住まいの各市健康推進課までお問い合わせください。

令和7年4月1日以降に接種する場合は任意接種となり、全額自費となります。9価HPVワクチン(シルガード)を自費で接種する場合は、1回3万円程度かかりますので、無料の期間のうちに接種しましょう。